太古の記憶、男のロマン!(後編)
前回までのあらすじ
令和最初の夏に、塩づくりを敢行することを決意した我々。 様々な障壁をチームワークで乗り越え、やっとのことで出発の朝を迎えた。 果たして、この過酷なミッションを我々は乗り越えられるのであろうか!?
前編からどうぞ!
見事な日本晴れであった。 どうやら台風6号の襲撃は空振りに終わったようだ。
早朝に集合した皆の顔に、汗と共に士気の高さがうかがえる。 出発する池田町から海までは、途中、大町市、白馬村、小谷村、糸魚川市をまたぐ長い旅路である。それぞれの宿場で(ローソン大町木崎湖店・えびす釣具店)各々が戦の準備を整えたのであった。
自分の手で、塩を作るというのは、やはり過酷で孤独な作業である。
ここからは、その一部始終を写真をまじえてお伝えしよう。
釣り竿を買う物、モリを買う物、まるで修学旅行の準備をしているようなキャピキャピ感ではあるが、今回の旅の目的は塩を自らの手でつくることである。
海に到着。晴れすぎていて、ツラい。
定番のワンピースごっこをやったり・・・
虫と触れ合ったり、、、
のどかな漁村の風景に癒やされる野郎ども。(はぁ、生まれ変われるかもしれない)
良さそうな釣り場、、、、じゃなく、塩づくりの場を探す。
ミネラルたっぷりの海水で、いい魚、、、、塩がとれそうだ。
準備を整える。
お!きたか!
あ~~~、ふぐだったーー(笑)
ハマったな、こいつは。
大漁、大漁!!
こうして、素敵な休日が過ぎていく。
「あ~ぁ、明日からしごとか~」
「そういえば、腹減ったね」
「飯行く?」
「海鮮ね。」
短い言葉の中に強い意志を感じる。
最高!言うことなし!!
こうして、我々は満足して、帰路についたのだった。
(ザブーン、ザブーン)
ありがとう!日本海!また来るね。。。
あ、塩?塩もつくったよ。あたりまえじゃん!忘れてないから!そのために来たんだし。
それでは、 日本海の粗塩の製造工程、特とご覧いれよう!
お鍋に海水をそそぎ、
加熱。水分を飛ばす。
おおーーーーーー!!(大興奮)
焦げないように、集めて、
乾燥してきた。
「塩や!これ、完全に塩やん!」
ジャーーーーーン!!!さらさら。
正直いって、こんなにキレイにできるとは思ってなかったがw
できてしまった。
やってはみたものの、ほとんど出来ずに、スーパーで日本海の塩を買って帰ってくる落ちにしようとおもっていたのに。
どうしよう。
どうやって、終わりにしよう。
できちゃった塩、どうしよう。。
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僕らの汗と涙の結晶、それがこの塩さ☆
see you next time!